Majuqiao project

このプロジェクトは、北京の南東部郊外の物流基地用地内に、周りの敷地より先行して、研究開発関係のオフィスの建設を想定しているものである。まだ周辺が開発されていない郊外の敷地において、オフィスを計画することで周囲の環境とどういう関係が作れるだろうか?もちろん、周囲がまだ開発されていないということは不便な部分が多くあるわけだが、逆にいえばしかし、開発されていないからこそここは自然の環境に大変恵まれているともいえる。潜在的な自然環境の特徴をどうやったら引き出すことが出来るだろうかというのがこの計画の最重要課題であった。
本計画は3つの特徴がある。

1「半開放」建築配置
敷地内には4つの囲み型平面の建築を配置している。それらはみな完全には閉じておらず、敷地中央に対して開いた配置になっている。敷地中央に立つと対角線上にある4つの建物の角を見ることができ、奥行きを感じることのできる建築配置になっている。


2「薄型」建物
建築は12m厚の薄い板状のボリュームである。総ての住戸ユニットがなるべく南側に開口をもつように計画されていて、2つの形状の異なる垂直動線のコアが配置されている。住戸ユニットが薄いので、公共廊下側にも小さな窓が開けられることで室内の通風を確保している。

3「規則性」と「不規則性」を利用した外立面
集合住宅の設計とは同一の材料を反復して利用するものである。本プロジェクトでは窓やルーバーなどの「規則的要素」を用いて、それを変化させながら反復させることで、「不規則な立面」を形成している。



プロジェクト名:
馬駒橋マスタープラン
設計:
北京松原弘典建築設計諮詢有限公司
設計担当:
松原弘典, 李志超
所在地:
北京市通州区
敷地面積: 91161平米
建築面積: 21276平米
延床面積: 197705平米
構造:RC
設計期間: 2007年11月-2008年3月
施主: 北京国融置業有限公司