Liuliqiao office

プロジェクト概況:
この計画は内モンゴル自治区のオルドス市東勝区に位置する。オルドス市東勝区都市計画局から与えられた山頂部、傾斜地、平地の三つタイプの敷地に、マスタープランに従って60棟のオフィスを建設する計画である。20組の中国人建築家と10組の外国人建築家が招待され、くじ引きによってそれぞれ2つの異なる敷地が振り分けられた。BMAはT1とP1と呼ばれる敷地の単体建築の方案設計と景観の概念設計を担当した。T1は総面積7600㎡の平地、P1は総面積4400㎡の傾斜地である。我々は二つの敷地に各二つずつ計四棟のオフィスビルを設計した。すべての建物は必ず規定のモジュールに基づいて設計することになっており、四棟の建築は必然的に簡潔な直方体形状になった。そこで我々は規則的な開口形式をさけ、それぞれ異なるひし形格子状のメッシュで外立面を構成し、多様な空間を作り出すことを意図し設計にあたった。

建築設計:
敷地設計:
T1とP1は敷地内の高低差が大きい土地であったが、我々はこの地形の特徴をできるだけ保ったまま、建物とその周りの広場だけを平らに造成することにした。建築と広場、自然地形を有機的に結び付ける計画である。
空間構成:
それぞれの建物は2つの内部吹き抜け空間を持つ。この吹き抜けにより煙突効果を引き起こさせ、サステナブルで快適な室内環境を実現している。
ファサード計画:
ファサードは一般的な矩形の窓わりではなく、ひし形格子状のメッシュによって構成している。T1は水平一方向に密度を変化させ、P1は各立面中心から両側に向かって密度を変化させている。

景観設計:
景観設計のコンセプトは、敷地本来の地形を保つというルールに従い、敷地内に開放的な広場とプライベートな広場を設け、建築と周辺環境を結び付けるということである。規則的な矩形の建築ボリュームに対し、不規則な多角形の広場を接続させ、それらを自然地形が囲うという構成である。シンプルで直接的な建築と環境の関係を築くことにより、自然の中に身を置くような体験をもたらすよう計画した。

 


プロジェクト名:
Ordos 20+10 敷地T1, P1建築設計
設計:
BMA北京松原弘典建築設計咨詢有限公司
設計担当:
松原弘典、胜田规央、李志超、
刘云、山口一纪
所在地:
内蒙古オルドス市東勝区
敷地面積:
7600平米(T1)、4400平米(P1)
建築面積:
900平米 (T1-A), 1289平米 (T1-B)
1056平米 (P1-A), 915平米 (P1-B)
延床面積:
7147平米 (T1-A), 8999平米 (T1-B)
8089平米 (P1-A), 6366平米 (P1-B)
構造:
RC
設計時間:
2010年2月-